大多喜學道舎について
大多喜學道舎について 大多喜學道舎は、2013年4月8日の花祭の日に、ダルマサンガの第二禅堂として開単された。 目的の一つは、増えてきた東日本からの参禅者の便宜を図るためだが、いつも同じ環境の禅堂ではなく、時にはまったく違う「場」で摂心に参禅してみることも必要なことだ。誰しも、参禅の過程で無意識に自分の中に「枠」をつくってしまう。 そうした自意識が作り上げる巧妙な「枠」が、目覚めを妨げることになりがちだ。ただ単に、交通の便が良いから、近いからというだけでなく、時には朽木で、またある時には大多喜で参禅してみることが望ましいからである。 弓の形をした日本列島の、矢をつがえる場所に当たる房総半島の中 […]