朽木學道舎について
朽木學道舎は、ダルマサンガの第一禅堂。 2001年5月に開単した禅堂には、爾来、十数年の間、一年に10回ほど開かれる摂心を中心に、全国各地から年齢や性別、職業など、実に多様な人々が参集され、すでに延べ数百人の方が共に坐禅を行じている。 朽木學道舎を目指してやってくる参禅者は、琵琶湖へと注ぐ安曇川沿いの細い山道を来るしか道はなく、その道は源流沿いに山裾を縫うように続いている。そして安曇川の源流最奥の集落にある學道舎に到着する。 小さなバスに揺られ、源流へと遡行する時間こそが、これから始まる摂心のための大切な導入部なのだ。 確かに、交通の至便な東京や京都などの都会の中に在り、何の苦労もなく気軽に行 […]