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2011年2月

参禅の感想-12

20代男性 現在、求職中  摂心に伺ってから、早くも一ヶ月が経ちました。初めての参禅で勝手も分からず、色々ご迷惑をお掛けしました。お世話になり、ありがとうございました。  仕事を探しているところなので、面接の日などと重ならずに、次回の摂心もいけるようであれば、またメールで連絡させて頂きます。 あれから毎日、少なくとも線香1本くらいの時間は、できる限り坐るようにしています。  以前、ヨーガを習っていた時は、どうしても無理のかかる努力が必要で、毎日、継続するのができなかったのですが、何も期待せず、呼吸を見つめ、ただ静かに坐ることは、それほど無理なく続けられるようです。  大きな変化はありませんが、 […]

参禅の感想-10

T.Mさん 滋賀県在住 男性 60代 大学職員(専門は電気) 参禅記 私はかねてより坐禅にあこがれておりまして、正しく指導していただけるところを探しておりました。 インターネットで朽木學道舎を知り、ホームページを拝見して、その趣旨が願ってもないほどのことであり、また、近いところでもあり、大変有難くおもいました。 その後、師との手紙やメールでのやりとりがあり、一度お会い出来、昨年の五月の摂心に参加させていただくことが出来ました。 山里の初夏という素晴らしい環境の中で座っておりますと「野鳥のさえずる声」「風の音」「かじかの鳴き声」などが耳に入りこころを落ち着かせてくれました。 私は元来、粗忽であわ […]

参禅の感想-9

CSさん 40代前半 男性 福井県在住 会社員(専門は建築) (摂心前のメール) 御返答ありがとうございます。 5月の連休に参加できれば、とおもっております。 動機を考えていたのですが、禅への関心はひたひたと静かに満ちてきたという感じです。 特段、大きな波が訪れた わけでもないです。 永平寺町のとなり町で生まれ育ちましたので、大きな存在は知っておりました。 ただ 特別な関心は抱いておりませんでした。それがこの2、3年、帰省した折に宝慶寺や 吉峰寺をよく参拝するようになり、いつか心を落ち着けてじっと坐ってみようと、おも うようになってきました。 最初のメールにも書きました通り、私は坐禅の経験がま […]

参禅の感想-8

K.Nさん 20代女性 鹿児島在住 有機農業に従事  學道舎での約半年の参禅を経て、現在、鹿児島で有機農業をしています。  無農薬・無化学肥料はもちろん、家庭で出る野菜くずなどを全て牛の糞と混ぜて堆肥化し、畑に還すことに徹しています。  食物は燃えるごみではない、とういことにこだわるようになったのも、参禅の大きな成果です。  「自分とはどういう存在なのか?」「自然と一つである。」  それを身をもって実感することができた、ということです。  参禅をしようと深く決意したのは、一杯のお粥の温もりが、全身に染み渡る体験をしたときでした。  当時、IT関連の仕事で、朝から晩までPCに向かう暮らしに限界を […]

参禅の感想-7

M.Sさん 30代後半 女性ロンドン在住 映像関係(フリーランス)  本屋やレコード屋に入って欲しかったものが思い出せず、ただ店内を徘徊して、出てきてしまうように、禅や精神的なものには前から興味はあったが、普段生活していると忘れてしまっていた。  自分の精神が、あまりにも冬眠状態であるのに気づいたのは、ここ二、三年前の事で、以来ヨガを始めたりして、少し目覚めて来た今日この頃、次は何をしようと模索中でいたが、今回それは坐禅なのだ、と何故か決めていた。  インターネットで調べると、大きなお寺や坐禅同好会はすぐ見つかったが、どれもあまりピンと来ない。しばらくねばって、やっと朽木學道舎のサイトを見つけ […]

参禅の感想-6

Mさん 女性 30代 岐阜県 この度は、お世話になりました。 勝手をきいていただいたおかげで、無事に、予定通り帰ることもできまして、家族にも心配をかけずにすみました。摂心中、それだけが心配でしたので、ありがたかったです。 一日では何も解らないのは当然なのに、以前、一日だけ、坐禅の仕方を教わりに伺ったときも、親切に教えていただき、ありがとうございました。 ここで教えていただいたように、坐禅をしていけば間違いないという確信がありつつも、家ではなかなか坐禅することができませんでした。睡魔に襲われてしまうこと がしょっちゅうで、情けなく、坐禅への気持ちもなえていました。  事情があり、数日に渡る摂心に […]

参禅の感想-5

摂心体験談と禅フォーラムに参加して 2010年4月29日~5月5日までの灌仏会大摂心と5月、6月の南山城禅フォーラムに参加しました。 参加する前と参加後の自分が変わった訳ではないですが、生きていくのが随分「楽」になったようです。余分な要らない力(ほんとに余分で、要らない力!)が抜けるようになってきた…、というよりは、要らない力が入る自分に、その都度、よく気がつけるようになってきた…という方がぴったりくる表現でしょうか。 摂心に参加するまでは、心の荷物をあれこれ勝手に背負い込んで、押し潰されそうになって、汲々としていました。…とは、今だから言えることで、当時は「何故だかわからないけど、なんだか、 […]

参禅の感想-2

Hさん 男性 30代前半 ドイツ フライブルク在住 【参禅の動機】  私は西洋哲学の研究をはじめて8年になりますが、数年前から、これまでまったく気が付かずにいた、哲学と仏教のつながりが少しずつ見えてまいりました。その後、仏教とくに禅を自分なりに勉強しながら、実際にフライブルクのある禅グループの坐禅会にも、定期的に参加するようになりました。  禅のみならず仏教では一般にそうでしょうが、教えを単に知識として勉強するのではなく、実践つまり修行がそこに伴わなければまったく不十分だという考えがあってのことです。  そんななか、昨年の12月に日本に帰った折、東京のあるお寺で集中坐禅会に参加する機会がありま […]

参禅の感想-4

Dさん 男性 30代 京都市 禅宗僧侶 五日間有難うございました。 老師並びに奥様、食事、参禅環境のお世話有難うございました。真心のある御もてな しが身に沁み込んできたように感じています。 熱心な参禅者の方々には、その姿勢、菩提心に、感動、励まされ、よい刺激を受 けることが出来ました。厚く感謝しています。 箇条書きですみませんが、以下に印象に残っていることをテーマごとに日記風に述べ てみたいと思います。 ・自然環境の素晴らしさ 日本的な創造性、懐かしさ漂う茅葺屋根の禅堂とその周りの素晴らしい自然環境の中で、しばらく自己に親しむ生活から遠ざかっていた自分を振り返ることができた。無意識に自然的な生 […]

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